まるで嘘のような内容がソコに… 『ソレを嘘だと思いたくて…』 時刻は朝の六時。 チャンチャララン〜♪ パッヘルベルのカノン これから朝の放送が始まるらしい。 悲しい映像を見て、駆け出してから民家に飛び込んで。 気づけば日の光が差し込んでいて、 そして朝の放送がながれた… 『みんなー朝の放送だぞぉー!!じゃあこれから死んだヤツの名前言っていくからカバンの 中に入ってた名簿に線でも引いてくれや。』 羊谷監督(もう監督でもないかもしれない)がいつもどおりに言うものだから、少しムカ ついた。 監督から語られた名前は虎鉄先輩はもちろん。さらに鹿目先輩、ほかの賊軍だった先輩の 名前を淡々といっていった。 『―とこれで終わりだ。なかなかいいペースじゃねえか。これからもどんどん殺してって くれや。』 そうして放送は切れた。 沢山の人が、ほんの僅かな時間でしんでいった。 残りは四十人程度。 まだ親友は、兎丸は生きている。 よかったと、ほっと息をついた。 「?」 ふと、家の中をみたらパソコンを見つけた。 なかなか新しいのだろう。 「!」 いい考えを思いついた。 今自分の持っている携帯電話と、ココにあるパソコンを使えば…。 パソコンとか、電気器具をいじるのは前々から好きで… もし、もし政府のパソコンにハッキングができたならば。 なにかわかるかもしれない。例えば、首輪を外す方法とか、さっきの放送に嘘はないかと か。 いろいろ。 でもその情報を嘘だと、 信じたかった… ← ・ → ------------------------------------------ 戻る |